『泡』vol.14・vol.15販売いたします!
6月5日(木)〜8日(日)にて行われる第55回名大祭にて、部誌『泡』を販売いたします!
今年度は多くの作品が集まり、2冊の分冊にさせていただきました。
(画像はクリックで拡大表示されます)
場所 | 全学教育棟A館A12教室 |
日時 | 7日(土)10:00〜18:00 |
8日(日)10:00〜16:00 | |
価格 | 2冊セット:400円 |
※昨年とは場所が変更されていますので、ご注意ください。
更に、第18回文学フリマに出品した『玉響』、バックナンバーのvol.13も販売いたします。
多様な世界観が繰り広げられている部誌をご用意しておりますので、ぜひ足をお運びくださいませ。
「続きを読む」から、『泡』vol.14・vol.15に掲載されている作品のタイトルとあらすじをご覧いただけます。
◆『泡』vol.14
あわけしかぜのふくしゅうまつ…………おとぎありす
あわになったふたりのうた。こえにだしてよんでみてください。
忘れられた社…………矛野文力
少年はある日、少女と出会う。その少女はとても不思議で…
黄銅貨百枚…………17+1
郵便局にて、筆者は「……を五円玉百枚に両替してくれませんか」と奇妙な依頼をするおばさんを目撃する。実話を語ることをどうか許してほしい。
森へ…………るり
大人になんてなりたくなかった、あの頃の少女たちに。
五月の色彩…………九条
パラレルな世界の大きさと、わたしたちの選択の幅はきっと同じ。
24時間の間の話…………佐々木
一見ちゃらんぽらんだけど実はちゃらんぽらんな路上生活者の「私」と、その後輩で作家の「財田」が昔のことをほじくり返して再度耕すお話。難しい内容ではないので軽い暇つぶしとしてどうぞ。
骨董 Tesho Dos Bichos…………無学
田舎に帰郷した青年が体験する怪異。
倦ずまき…………無学
旧きもの新しきもの折衷したる節々。
亡霊の町…………斉藤羊
一つ、あの町では飢えることがない。
一つ、あの町ではどんな罪も許される。
一つ、あの町に入ったが最後、出てくる人はいない。
発散した未来、収束する過去…………三水夏葵
寝るだけでは、明日は訪れない。
恋愛ライセンス…………キリト
高校に入って二度目の春を迎えた坂本爽太には好きな人がいた。親友である伊藤佳奈がそれについて言及するが、爽太は言葉を濁す。それには爽太が告白しようとしない理由でもある深いわけが・・・。
歌えないカナリアと羽をもがれたタカ…………源 仙
源劇場、『泡』に登場。「既存の曲にインスパイアされた小説」らしい。
歌えなくなったカナリアと陸上生活するタカのお話。カナリアがなくした歌を取り戻すために頑張る、はず。
◆『泡』vol.15
終わりなき不調…………りにも
人生とは終わりなき不調である。そんな愛すべき人生劇場の主人公たちの、涙なしには語れない熱い闘いを芋けんぴ齧りつつほいほいと描いたショート・ショート七篇。その微笑みはまるで…
ぜいたくな悩み…………灯子
付き合ってから4年目の記念日を迎える前の、ちょっとした悩み。
白日メランコリア…………武
集団と挫折と、出会いの話。
You call me on Friday midnight…………安住 小乃都
夜行性の奴はたいてい真夜中に電話をかけてくる。その日も内容なんてほとんどなくて、だらだらと喋るだけかと思ってた。
とらんすぱにっくしょー〜Trans Panic Short〜…………夕坂貞史
色々とカオスな入れ替わりネタのギャグコメです。使い古しのネタだとは思いますが、ゆるりとご賞味ください。
永訣の光…………黄色信号機
風のない、暗い朝から始まる話。少年は一抹の迷いとともに学校の階段を上りゆく。階段のいちばん上で足のだるさを振り落とし、屋上への扉を開ける。その先にある物語とは。
ギュゲス(邂逅編)…………エンディミオン
独我論×人魚姫=ラブストーリー?
留守番の掃除人…………叫
青年の部屋が、知らないうちに掃除されている。いったい誰が、何のためにそんなことをするのか。素直に謎解き、短編の推理小説です。
From Beyond…………西本歩浩
「人の本性は、そいつが何を求めているかによって分かるからな」(Because you don't know someone until you know what they want.)
――映画『悪の法則』
多元化していく佐奈の過去…………松村涼哉
一人当たり、273個の超能力を持つ世界で、おれが闘っているのは進路決定だった。とにかく無茶苦茶な世界で、一人だけ欠けた幼なじみたちと共に、おれは自分の原点を探していくのだが――。
海月はストローで息をする…………桜水
弟の晴樹が、また妙なものを拾ってきた。ゲームや洗濯物たたみ、そして逆さてるてるを作るのがうまい――くらげ、だ。
夜の学校、待ち合わせ…………すばる
僕のクラスメートの標さんは、いつも寝ている。先生がいくらがんばっても、彼女が起きることはない。彼女を起こすことができるのは、昼休みと終業の鐘の音だけ。そんな彼女に、僕は、夜の学校で助けられた。
貝塚翔己の事件簿…………鈴生れい
人付き合いの苦手な高校二年生、貝塚翔己。彼の所属する演劇部で起こった喧嘩は、思わぬ事態を引き起こした――