『泡vol.16』を販売します!

 6月4日(木)〜7日(日)にて行われる第56回名大祭にて、部誌『泡』を販売いたします!

(表紙イラスト:午前零時)


場所……全学教育棟A館A34教室
日時……6日(土)10:00〜18:00
…………7日(日)10:00〜16:00
価格……300円
※昨年とは場所が変更されていますので、ご注意ください。

 更に、第20回文学フリマに出品した『湯煙』、バックナンバーなども販売いたします。

 多様な世界観が繰り広げられている部誌をご用意しておりますので、ぜひ足をお運びくださいませ。



 「続きを読む」から、『泡』vol.16に掲載されている作品のタイトルとあらすじと、会場案内をご覧いただけます。


<あらすじ>

月下奇譚…………渋江照彦
 月ばかりが妖しく輝く夜空の下で繰り広げられるのは、とある復讐の物語。果たして今宵現れるのは現実なのか幻想なのか……。さあ、開いてごらん。

最低最悪の救世法…………ヒグラシ
 トロッコ問題という倫理学の思考実験について著者が思うところを書いたものです。字数も少なくさらりと読めると思うので、暇な時にでも読んでみてください。……現在の世界人口はだいたい七十二億人だそうです。

皆既月食の真似事をひとりで…………深森契
 玄関には窓がないので、台所のドアを閉めると昼でも真っ暗になる。出かける準備をしたはずなのに、靴紐もしっかりと結んだはずなのに、電気を消すと座り込んだまま動けなる。そうやって、今日も私は消えたくなる。

少しだけ寒い桜の日…………安住 小乃都
 桜は咲いている。でも少しだけ寒い。そんな彼女との帰り道。

君と歩くひだまり…………夕坂貞史
 妻、椿の様子がおかしい。ある妖狐の暮らしのありふれた1ページのような、そんなお話。

習作としての唯一…………斉藤羊
 少女を拾う。従属と消費。

想い一粒…………すばる
 ある一日を舞台にしたオムニバスです。

御手洗公子の災難…………小堀珠那
 とある連休に実家へ帰省した公子。ゆっくりしたい公子だったが、手をセンサーにかざして流すものに変ったトイレをはじめ、家のいたるところが魔改造されていて……

泉野理奈の勉強会…………三水夏
 成績トップ・泉野理奈のもとに一通の匿名手紙が送られてくる。「あなたの弱点が知りたい」。妙な質問に困惑しつつも、理奈と千雪は待ち合わせの場所へと赴いた。

キョウメイ…………源 仙
 源劇場学祭編。病院ボーイミーツガール。
――刻まれるその音は、耳の中で共鳴する。

Blur Tear…………桜水
 空に浮かぶがらくたの島・スカイリウムに住む陽は、ある日、白い少年と蝶が打ち上げられたという話を聞いて、好奇心から彼に会いに行くことにする。――蝶と人魚の、どうしようもなく長い時間の物語。


<会場案内>

 名古屋大学駅1番出口から出て右手側、文系地区のA4①(写真↓)が全学教育棟A館です。
※B4①の全学教育棟の更に奥にあります。
(拡大図は黄色の吹き出しの中、赤囲みがA館です)

 一番出口から出て右に曲がり、直進、突き当りまで来たら左折。すると、左手側に駐輪場、右手側にA館が見えます。(建物外観・案内板は写真↓:ピンク囲みが会場です)




 3階まで階段を上がるとすぐ正面に、エレベーターで上がる場合は左側にA34教室がございます。
(写真↓橙矢印)


 当日、大学内は大変混雑することが予想されますので、迷わないよう気を付けてお越しください(源 仙)