第十六回文学フリマin大阪にて頒布予定の『林檎』について

2013年4月14日(日)に開催される『第十六回文学フリマin大阪』にて、冊子『林檎』を頒布します!
 

(表紙イラスト:梅子)
 
『林檎』には15の短編・掌編が収録される予定ですが、ただ部員の書いた小説を一冊にまとめたわけではありません。

 ◇本書のお楽しみ方◇
 
 名古屋大学文芸サークルでは、様々な学部・専攻の学生が集まって仲良く活動をしています。
 部員たちはそれぞれの学問領域において、他の学部や専攻の学生が知らない専門用語に日々触れています。そこで今回、「自分の学部や専攻とは別の分野の、全く知らない専門用語をお題にして作品を書く」というテーマで、サークル誌を作ってみることにしました。自分以外の部員が挙げた専門用語をお題に選び、用語の字面や読み方のみを頼りに想像力を働かせて作品を作り上げました。もちろん執筆者は用語の意味をいっさい調べません。今回の試みでは、知らない専門用語の意味を正確に言い当てようとすることより、むしろありそうもない、的外れな意味を自由に想像して書くことで、ユニークな作品が完成されるのをねらいとしています。
(『林檎』より抜粋)

……と、いうわけです。
『ヘンレのワナ』『ストップワード』『現実の引渡し』『うらしま太郎型とかぐや姫型』『仮想水』などなど、様々な分野から専門用語が集まりました。
それらをお題として作り上げられた作品も、多種多様な読み味になっております。
今すぐにでも掲載作品を一作ずつ紹介したいところなのですが、現在鋭意編集中のため、もう少々お待ちください。